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・成人の発達障害について
先日は「成人の発達障害」の勉強をしてきましたので、報告させていただきます。講師は浜松医大精神科の竹林先生でした。
発達障害というと、知的障害が連想されてしまいがちです。そのような場合は、小児期から周囲の人によって気づかれて、ケアされているケースが多いかとおもいます。現在問題になっているのは、子どもの頃、学生時代は目立たず、学業もそこそこでそれほど問題は表面化しなかったものの、対人関係を上手に築くことができずに社会に入ってから、会社などで、問題が表面化する人たちです。成人の発達障害は、コミュニケーション力の障害ともいえるかもしれません。
このような方々は、以外に多く100人に1人〜3人程度の頻度でいるのではと推測・報告されています。コミュニケーション力の障害とは大まかに二つの根幹があります。@mind reading (@こころを読む力)とAこだわり です。@のこころを読む力とは、相手がどんな気持ちかわからない、自分がどういう気持ちかわからない という状態です。いわゆるKY(病的な空気読めない)ともいえます。Aのこだわりとは、病的なこだわりによって、応用が効かず他者や社会ルールに合わせること、妥協することができないことです。
この@とAの症状から、周囲からいじめ・差別・失敗体験などを経験していきます。その経験は挫折をうみ、二次障害としての抑うつ状態、引きこもり、不眠症を発生させます。なかには万引きなどの軽犯罪をおこすきっかけにもなったりします。実は、この方々が病院にくる、周囲に気づかれるのはこの時点であったりもするのです。本当のうつ病ではなく、抗うつ剤などの薬剤が効かず、大量のお薬を飲むことになるケースもあるそうです。
コミュニケーション障害によって、社会に適応できなかったことがきっかけです。そこを本人と周囲が理解して、本人の特性にあった、生活に合わせてあげることで、病状が回復してくることが多いそうです。本当に必要なのは薬物治療ではなく、周囲の暖かいまなざしということになります。
※わかりやすくしたつもりですが、少し難しい話だったかもしれません。でも大切な話でもあります。次回はオヤノチカラさんの講演を聴いて報告します。
相手の気持ち 察すること難しいですよね
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