いいずみファミリークリニック

クリニックからのお知らせ

 

クリニックからのお知らせ一覧  おたふく風邪 市内一部で流行あります

 


 私たちは知らない間にワクチンに守られています。感染症から。小児科医として、日々感染症と向き合っている私は感じます。ヒブ・肺炎球菌の髄膜炎ワクチンが赤ちゃんに接種するようになってから、乳幼児の発熱患者さんが減少し、中央病院に発熱で紹介する子どもの数が減少したことを。でも、この感覚を持っている人は少ないのではないでしょうか。「ワクチン打ってよかった。うちの子、髄膜炎にならなくて」と思うことって、普通ないですよね。日々の子育てに追われて。でも、やはり知ってください。私たち世界は、ワクチンに守られています。

 私たち小児科医は3つの役目があります。目の前の患者さんの「病い」をよい方向へ導くように、説明したり処方したり励ましたりします。また、その「病気」を医学的にとらえ、治療を選択します。もう一つ大事なことはその「疾患」を社会と結び付け、未来の子ども達のために予防治療を推奨します。三つ目は、公衆衛生の分野で健診やワクチンが該当します。

 前置きが長くなってしまいましたが、これから4回にわたって、再考しなければいけないワクチン4つの紹介をしていきたいと思います。おたふく、子宮頸がんワクチン、ポリオ、百日咳です。私からの情報をきっかけに、より多くの人がその疾患に関心を持ち、我が子の未来のためにワクチンをするしないの方針を立ててくれればうれしいです。

 おたふく風邪の流行が最近市内一部でありました。当院にも数名おたふく患者さんが来院されました。みなさんワクチンをやっていない方でした。おたふく風邪は、左右の耳下腺が腫脹する病気です。任意接種であるため、定期接種ワクチンのように問診票は行政から郵送されてきません。それでも、多くの方はワクチンの有効性を理解し病院で問診票をもらって自費(当院は7500円)で接種をされます。

 NHKの連続ドラマ小説「半分青い」のヒロインがおたふく風邪による片側難聴という設定です。おたふく風邪による難聴をムンプス難聴といいます。日本耳鼻科学会の昨年の全国調査報告によると過去二年間に300人の発症があったそうです。髄膜炎で入院する子もいます。タイミング悪く、おたふく風邪に罹患して修学旅行に行けず、泣いてしまう子もいました。我が子が、タイミング良く、軽いおたふく風邪に自然感染する保証はどこにもありません。

 ワクチンは1歳と5歳(就学前)で接種するのが一般的です。一回の接種をしても、免疫の低下が4人に1人(25%)にあるため二回接種が推奨されています。時期が遅くなっても二回接種することはできます。専門家はワクチンを勧めます。効果が科学的に実証されているからです。でも、国が法律を作ってワクチンを定期接種にするためには、科学だけではない様々な壁があります。予算とか。まずは目の前の我が子の、感染予防のためにおたふく風邪ワクチンを再考してあげてください。

 

 
 

 
医療法人社団 真厚会
飯泉ファミリークリニック

〒417-0001 富士市今泉1-13-29
TEL.0545-53-1516
お問合せ
診療時間  診療時間ご案
 
午前 8:30~12:00 8:30~12:00
午後 14:30~18:30
 
Web・電話順番取り受付時間は こちら

Copyright(C) Iizumi Family Clinic All Rights Reserved.